わらしべ長者リターンズ!!!
~次こそ目指せ一戸建て!~
2006年にブログで行い好評を博した企画である「わらしべ長者」が帰ってきた!!
文字通り本物の「わらしべ」から物々交換をスタートし、今回はなんと一戸建てを目 指します!!
交換の模様は毎回ツイッターでご報告していきます。
そして今回はなんどファンの皆さんも参加可能!!
お宝グッズを手に入れるチャンスかも!?
奮ってご参加ください!!!

応募詳細はコチラ
http://www.sonymusic.co.jp/event/100822

今月のトイス!!!
20周年にちなんで毎月末にハヤシがトイスをお届けします!
無限に広がるトイスワールドを是非お楽しみください。
前売:4,000円(税込/D別)

≪オフィシャルサイト先行≫
受付期間:10/2(月)12:00~10/9(月)23:00
枚数制限:お一人様4枚まで
当落発表:10/11(水)13:00
入金期間:10/11(水)13:00~10/13(金)21:00
発券開始:1/11千葉~2/12仙台公演 → 12/10(日)14:00~
2/16新潟~3/2東京公演 → 1/14(日)14:00~
受付URL:http://eplus.jp/polysics-hp/ (PC・モバイル共通)

★受付には、チケット販売会社e+(イープラス)のプレオーダーシステム(抽選制)を利用いたします。
★お申込み時、e+(イープラス)の会員登録(無料)が必要になります。

一般発売:
01/11千葉公演~02/12仙台公演 12/10(日)
02/16新潟公演~03/02東京公演 1/14(日)

■2018年01月11日(木)
千葉LOOK
OPEN 18:30 / START 19:00
問合せ:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900

■2018年01月14日(日)
札幌BESSIE HALL
OPEN 17:30 / START 18:00
問合せ:WESS 011-614-9999

■2018年01月18日(木)
名古屋CLUB UPSET
OPEN 18:30 / START 19:00
問合せ:JAILHOUSE 052-936-6041

■2018年01月20日(土)
長野LIVE HOUSE J
OPEN 18:00 / START 18:30
問合せ:FOB金沢076-232-2424

■2018年01月21日(日)
宇都宮HELLO DOLLY
OPEN 17:30 / START 18:00
問合せ:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900

■2018年01月24日(水)
京都GROWLY
OPEN 18:30 / START 19:00
問合せ:清水音泉06-6357-3666

■2018年01月25日(木)
広島セカンド・クラッチ
OPEN 18:30 / START 19:00
問合せ:夢番地広島 082-249-3571

■2018年01月27日(土)
鹿児島SRホール
OPEN 18:00 / START 18:30
問合せ:BEA 092-712-4221

■2018年01月28日(日)
熊本Django
OPEN 17:30 / START 18:00
問合せ:BEA 092-712-4221

■2018年02月01日(木)
静岡UMBER
OPEN 18:30 / START 19:00
問合せ:JAILHOUSE 052-936-6041

■2018年02月03日(土)
姫路Beta
OPEN 18:00 / START 18:30
問合せ:清水音泉 06-6357-3666

■2018年02月04日(日)
周南LIVE rise
OPEN 17:30 / START 18:00
問合せ:夢番地 広島 082-249-3571

■2018年02月09日(金)
郡山CLUB#9
OPEN 18:30 / START 19:00
問合せ:G.I.P. 022-222-9999

■2018年02月11日(日・祝)
盛岡the five morioka
OPEN 17:30 / START 18:00
問合せ:G.I.P. 022-222-9999

■2018年02月12日(月・祝)
仙台LIVE HOUSE enn 2nd
OPEN 17:30 / START 18:00
問合せ:G.I.P. 022-222-9999

■2018年02月16日(金)
新潟GOLDEN PIGS BLACK STAGE
OPEN 18:30 / START 19:00
問合せ:FOB 新潟 025-229-5000

■2018年02月17日(土)
金沢vanvan V4
OPEN 18:00 / START 18:30
問合せ:FOB 金沢076-232-2424

■2018年02月18日(日)
心斎橋Music Club JANUS
OPEN 17:30 / START 18:00
問合せ:清水音泉06-6357-3666

■2018年02月22日(木)
福岡the voodoo lounge
OPEN 18:30 / START 19:00
問合せ:BEA 092-712-4221

■2018年02月24日(土)
松山Double-u studio
OPEN 18:00 / START 18:30
問合せ:DUKE 松山 089-947-3535

■2018年02月25日(日)
高松TOONICE
OPEN 17:30 / START 18:00
問合せ:DUKE 高松 087-822-2520

■2018年03月02日(金)
東京LIQUIDROOM
OPEN 18:15 / START 19:00
問合せ:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900
前売:¥4,000(D別)
一般発売:2017/05/14(日) e+ / ぴあ / ローソンチケット

≪ぴあプレリザーブ先行≫
受付期間:4/24(月)12:00~4/27(木)23:00
枚数制限:お一人様4枚まで
当落発表:4/29(土)18:00予定
発券開始:5/14(日)10:00~
受付URL:http://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=11012063 (PC・モバイル共通)

【オフィシャルサイト先行予約第二弾】
受付期間:4/14(金)19:00~4/19(水)23:00
枚数制限:お一人様4枚まで
当落確認・入金期間:4/21(金)15:00~4/26(水)23:00
発券開始:5/14(土)12:00~
受付URL:https://l-tike.com/st1/polympic (PC/モバイル共通)


■2017/06/03(土) 
京都磔磔
w/Wienners
OPEN 17:15 / START 18:00
問合わせ:清水音泉 06-6357-3666

■2017/06/04(日) 
高松MONSTER
w/モーモールルギャバン
OPEN 17:15 / START 18:00
問合わせ:DUKE高松 087-822-2520

■2017/06/10(土) 
水戸LIGHT HOUSE
w/OKAMOTO'S
OPEN 17:30 / START 18:00
問合わせ:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900

■2017/06/14(水) 
名古屋CLUB QUATTRO
w/HEY-SMITH
OPEN 18:15 / START 19:00
問合わせ:JAILHOUSE 052-936-6041

■2017/06/15(木) 
梅田CLUB QUATTRO
w/キュウソネコカミ
OPEN 18:15 / START 19:00
問合わせ:清水音泉 06-6357-3666

■2017/06/17(土) 
広島セカンドクラッチ
w/赤い公園
OPEN 17:30 / START 18:00
問合わせ:YUMEBANCHI広島 082-249-3571

■2017/06/18(日) 
福岡BEAT STATION
w/岡崎体育
OPEN 17:30 / START 18:00
問合わせ:BEA 092-712-4221

■2017/06/24(土) 
仙台CLUB JUNK BOX
w/パスピエ
OPEN 17:30 / START 18:00
問合わせ:GIP 022-222-9999

■2017/06/25(日) 
新潟GOLDEN PIGS RED STAGE
w/SCOOBIE DO
OPEN 17:30 / START 18:00
問合わせ:FOB新潟 025-229-5000

■2017/07/01(土) 
札幌BESSIE HALL
w/アルカラ
OPEN 17:30 / START 18:00
問合わせ:WESS 011-614-9999

■2017/07/07(金) 
渋谷CLUB QUATTRO
w/Base Ball Bear
OPEN 18:15 / START 19:00
問合わせ:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900

■2017/07/08(土) 
渋谷CLUB QUATTRO
w/THE BACK HORN
OPEN 17:15 / START 18:00
問合わせ:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900

■2017/07/09(日) 
渋谷CLUB QUATTRO
w/銀杏BOYZ
OPEN 16:15 / START 17:00
問合わせ:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900

NEW ALBUM
『That's Fantastic!』
2017.11.29 on sale

『初回生産限定盤』
CD+DVD+12cm缶バッジ
¥4,104(w/o tax ¥3,800)

『通常盤』
CD
¥3,059(w/o tax ¥2,832)

新メンバーリョウ ナカムラもこのアルバムのレコーディングから参加しており、新生POLYSICSの記念すべき第一弾アルバムとなる。
アフリカンビートやヒップホップなどの要素を取り入れた今までにない楽曲から、POLYSICS節全開のファニーでクレイジーな楽曲、昨年10月13日新宿ReNYで開催された「トイス感謝祭」にて披露された、ファンからの「トイス」ボイスを集めて作った楽曲など、色とりどりの楽曲が詰まった全13曲。
初回限定生産盤には、実質4人での初ライブであるTHE TOISU!!!!のライブ映像(9月16日@渋谷CLUB QUATTRO)と、3月4日に豊洲PITで行われた20周年記念ワンマンライブ「20周年 OR DIE!!! All Time POLYSICS!!!」より、旧オレンジつなぎから新衣装のイエローつなぎに早着替えした「Tune Up!」の映像が収録される。

CD収録曲
1. That's Fantastic!
2. Crazy My Bone
3. Cock-A-Doodle-Doo
4. ルンバルンバ
5. Sea Foo
6. Pretty UMA
7. Shut Up Baby
8. Toisu Non Stop
9. You Talk Too Much
10. I Have No Idea
11. Ga Ga Ga Ga Gaping
12. ダンス グミグミ
13. ロックンロー

初回生産限定盤DVD収録曲
“THE TOISU!!!! 1st LIVE”at SHIBUYA CLUB QUATTRO & “Tune Up!” from “20周年 OR DIE!!! All Time POLYSICS!!!

会場購入者限定特典
10月14日(土)POLYMPIC 2017 FINAL!!!!、10月21日(土)POLYONSEN 2017会場即売所にて、POLYSICS 11月29日発売 「That's Fantastic!」 をご購入頂いた方に、会場購入者限定「缶バッジ TYPE-A」をプレゼント致します。

※特典の「缶バッジ TYPE-A」は無くなり次第終了となります。数に限りがありますのでご了承下さい。
※特典の「缶バッジ TYPE-A」はご購入時に、即売所にてお渡しとなります。




POLYSICS結成20周年記念アルバム
『Replay!』
2017.2.22 In Stores.

『初回生産限定盤』
(CD+DVD)
KSCL2864~2865
\3,240(TAX IN)

『通常盤』
(CD)
KSCL2866
\2,700(TAX IN)

2.22リリースのニューアルバム『Replay!』の収録曲を公開!
これを聞けば間違いなくライブで盛り上がれるという楽曲を厳選したベストアルバム!
最新アレンジでのリテイクを中心に、10/13に新宿ReNYで行われたライブ音源、 そしてCDJ16/17で披露した新曲「Tune Up!」を含む12曲!
初回限定盤には収録曲と同じ楽曲・曲順で過去のライブ映像を収録!特に「カジャカジャグー」は ハヤシが編集した特別ver.です!
2017年のPOLYSICSもMUST CHECK OR DIE!!!

収録楽曲
1.Tune Up!
2.シーラカンス イズ アンドロイド 2017
3.Young OH! OH! 2017
4.Shout Aloud! 2017
5.URGE ON!! 2017
6.Electric Surfin’ Go Go 2017
7.Digital Coffee 2017
8.Rocket 2017
9.カジャカジャグー 2017
10.MEGA OVER DRIVE (Live at Shinjuku ReNy 2016/10/13)
11.Let’s ダバダバ (Live at Shinjuku ReNy 2016/10/13)
12.Buggie Technica (Live at Shinjuku ReNy 2016/10/13)

DVD
「Replay! Live Side DVD」
収録楽曲
1.Tune Up! (from COUNTDOWN JAPAN 16/17)
2.シーラカンス イズ アンドロイド (from Now is the live!)
3.Young OH! OH! (from BUDOKAN OR DIE!!!! 2010.3.14)
4.Shout Aloud! (from BUDOKAN OR DIE!!!! 2010.3.14)
5.Urge On!! (from DVDVPVDVLIVE!!)
6.Electric Surfin' Go Go (from Now is the live!)
7.Digital Coffee (from We ate the show!!)
8.Rocket (from We ate the show!!)
9.カジャカジャグー (ハヤシ iMovie Edit)
10.MEGA OVER DRIVE (from What's This???)
11.Let’s ダバダバ (from MEMORIAL LIVE OR DIE!!! 祝1000本&15周年!!! 2012.03.03/04)
12.Buggie Technica (from LIVE AT newwave)
2017/10/14(土)
TSUTAYA O-EAST
出演:POLYSICS、グループ魂、CHAI
OPEN 17:15 / START 18:00
前売:4,000円(D別) ※SOLD OUT
一般発売:09/03(日)

問合せ:VINTAGE ROCK std. 03-3770-6900(平日12:00~17:00)

≪イープラス公式プレ先行≫
受付期間:7/21(金)12:00~7/25(火)18:00
枚数制限:お一人様4枚まで
当落発表:7/27(木)13:00
入金期間:7/27(木)13:00~7/29(土)21:00
発券開始:9/3(日)14:00~
受付URL:http://eplus.jp/polysics/ (PC・モバイル共通)

★受付には、チケット販売会社e+(イープラス)のプレオーダーシステム(抽選制)を利用いたします。
★お申込み時、e+(イープラス)の会員登録(無料)が必要になります。

≪公式サイト先行≫
受付期間:7/9(日)21:00~7/13(木)23:00※受付期間終了
受付URL:http://eplus.jp/polysics2017-hp/



2017/10/21(土)
大阪・心斎橋BIGCAT
出演:POLYSICS、夜の本気ダンス、Charisma.com
OPEN 17:15 / START 18:00
前売:\4,000(D別)
一般発売:08/27(日)
問合せ:清水音泉 06-6357-3666

≪公式サイト先行≫
受付期間:7月20日(木)12:00~7月26日(水)23:59
受付URL: http://w.pia.jp/s/polyonsen-of/



POLYSICS展&トークライブ開催決定!!
<20周年特別企画 All Time POLYSICS!!! トークライブ OR DIE!!!>
3/31(金) DAY 1 トイス前夜
4/1(土) DAY 2 トイスの覚醒
4/2(日) DAY 3 進撃のトイス

日程:2017/3/31(金)、4/1(土)、2(日)
場所:下北沢 風知空知
時間:3/31(金) OPEN 18:00 / START 19:00
4/1(土)、4/2(日) OPEN 17:00 / START 18:00
前売:\2,500(ドリンク代500円別途)
問合せ:風知空知 03-5433-2191
http://fu-chi-ku-chi.jp/
『音楽と人』
POLYSICS
20周年記念連載
ハヤシの知らない世界
ロングバージョン

ライブレポート

 ポリシックスの結成20周年を記念し、6月から始まったツーマン・ツアー〈POLYMPIC 2017〉。Wiennersに始まり、モーモールルギャバン、キュウソネコカミ、岡崎体育、パスピエなど多彩なゲストを迎えて全国を回り、ついに迎えた東京公演。渋谷クアトロ3デイズである。

 初日7日はベボベことBase Ball Bearが登場。ポリとベボベ? 最初はファンが混ざり合う様子があまり上手くイメージできなかったが、蓋を開けてみれば会場には「こいちゃーーん!」と小出祐介に野太い声援を送る男性ファンが多数。なるほど、パッと見は線の細そうな文系青年に見えるが実際はかなりマニアック。そんなリーダー像はハヤシと似ているかもしれない。もちろんポリより爆音は控えめだし、もっとスタイリッシュでポップなギターロックなのだが、コード進行やフレーズには予測不可能な癖がたっぷりだ。また、周知のとおり彼らは昨年ギタリストを失ったばかり。結成16年目というキャリアに裏打ちされた実力がありつつ、サポートの弓木英梨乃がやけにフレッシュな笑顔を振りまいていて、多少アンバランスな今の佇まいも新鮮だった。後半に進むにつれどんどんダンサブルにアガっていき、小気味よく駆け抜けていった45分間のステージだった。

 そしてポリシックス。三日間の対バンを考えればベボベが一番ポップで爽やかなことを意識したのか、この日は同じく爽やかポップな“初心者入門編”っぽい曲が並ぶ。SEのあとは「SUN ELECTRIC」、「Let’sダバダバ」で始まり、MCを挟み「Baby BIAS」といった具合で、フロアには終始楽しげな手拍子とユーモアたっぷりの振り付けが溢れ返っている。またハヤシはいつもながら異様なまでのハイテンション。MCでは20周年の「おめでトイス」をファンの口から言わせようと躍起になり、挙句、フロアの声が大きくなりすぎてうろたえる一幕も。無邪気なのか天然なのかヘタレなのか、いやその全部だろ、みたいな様子に思わず吹いてしまう。笑わせようと目論むギャグバンドではないし、媚びるようなあざとさもないのだが、常にユーモラスであろうと全力で頑張る姿が思わぬところでファンの心を掴むのだ。MCも含めて毎度恒例のパターンにならないこと。毎回フレッシュで偶発的な何かを起こせること。これは本当に、真似しようと思っても真似できない個性だと思う。

 アルバム『Replay!』収録曲をメインに構成されたセットリストだが、中盤にはあの作品に入らなかったレアな旧曲を特別にリプレイするコーナーが。この日は2001年の『ENO』に収録された変拍子の「WEAK POINT」だ。あんまりやらなくなったのはサビが恥ずかしいから、と正直に申告してしまうハヤシと、じゃあそのあたりを意識しながら聴いてください、と一刀両断するフミのMCに再度吹き出す。そういう曲も“なかったこと”にせず、再び3人体制バージョンでリメイクを試みるのは“打ち込み家”の執念(ハヤシには“音楽家”とはまた違う、この言葉でしか言い表せない偏愛がある)。でも結果的に、あぁなるほど普段よりサビがエモくてちょっと照れますね、と皆に納得されてしまう。こだわり抜くわりに妙な隙のあるところも彼の愛すべき長所なのだ。なんてことを再確認しつつ、『ENO』の隠れたエレポップ名曲、またどんどん聴きたいなとしみじみ思う。

 しかしライブではやはり暴走するポリが面白い。後半は鉄板の「シーラカンス イズ アンドロイド」から、最新曲にして最高にファンキーな「Tune Up!」、そして怒涛のモッシュピットが生まれる「URGE ON!!」へと続く肉弾戦。ハヤシは何度もダイブを繰り返し、客もバンドも清々しいほどのはちきれっぷりを見せる。20年前に作られた「Buggie Technica」が本編ラストとなったが、そこにはノスタルジーも若気の至りもなく、ただ、びっくりするほどフレッシュなエネルギーがあるのだった。

 続く二日目はザ・バックホーンが登場。結成19年目の彼らはほぼ同期だが、泥臭くシリアスなメッセージ、激情的で和の情緒があるメロディなど、ポリとは対象的な個性を放っている。でも、変にオトナになって器用な処世術を身に着けることなく、山田将司いわく「昔からずっとこんな感じでやっている」ところが愛すべき共通項だ。ファースト収録曲が久々に連発されるなど、あえて初期を意識したセット。そのうえで、宇多田ヒカルと共作した最新バラード「あなたが待ってる」やファンキーでダンサブルな「導火線」などの最新曲を挟んでいくのだから、伊達に長くやっていないと思わせる説得力も充分だ。ハッピーな大団円というよりも、激しく汗臭い拳が次々と自然発生していくさまが、実にバックホーンらしかった。

 相手の熱量を意識したか、この日のポリシックスはアグレッシヴに突き進む。昨日やらなかった「Tei! Tei! Tei!」でスタートダッシュをカマし、昨日は後半のダメ押しナンバーだった「URGE ON!!」がすぐさまブッ込まれるという具合で、とにかく愛嬌よりも破壊力がモノを言うセットリストだ。また、バックホーンの松田がバンドのグルーヴに合わせる比較的タメ気味のドラマーなので、ヤノがいかにシャープかつスリリングな叩き方をしているかが如実にわかったのも大きな収穫。高速デジタルビートが張り巡らされたシーケンスを前にして、これだけ凄まじいテクニックと存在感をアピールできること。それ自体がヤノの圧倒的な強さなのだ。

 さらに「DTMK未来」ではフミのベースの攻めっぷりに舌を巻いた。これもまたポップさをあまり重視せず、ドラム/ベース/ギター/シーケンスをどうヘンテコに組み合わせていくかで破壊力120%に到達していくタイプの曲。歌にもともと意味はないしメロディだって必要ない。楽器と電子音だけでフロアを掌握できるのだ。ロックバンドとしての実力、ライブバンドとしての魅力を、あらためて痛感するシーンがなんと多かったことか。

 またこの日の特別リプレイ曲は「Marshmallow Head」。ミニアルバム『MEGA OVER DRIVE』のカップリングとして作られた4年前のナンバーだ。ライブで聴いた記憶はこれまで皆無だが、いざ始まったこの曲がめちゃくちゃ良かった。サイバー・ハードコアパンクというのか、ミニストリーみたいな重戦車級の勢いがあり、中盤には意味不明だがやたら笑えるギャップも用意され、また重戦車サウンドに戻って2分半でズバッと終わる。いや、お見事。普段のライブでもどんどんやっちゃって欲しい曲である。

 後半はこれまた暴走の一途を辿るが、昨日はやらななかった「Shout Aloud!!」が本編ラストというのも、この日の激しさと喧しさを物語る。もちろんハードなだけではないし、金色のポンポンが馬鹿みたいに輝き出す「ピーチパイ・オン・ザ・ビーチ」などはフロア全体が満面の笑顔に包まれていたが、全体としては、ポリがいかに強烈で強靭なサウンドを鳴らしているのかがよくわかる内容。一時間でかけるとは思えない量の汗を流しながら、でもまだまだイケるという余韻を少しだけ残し、3人は元気よくステージを去っていった。

 いよいよ迎えた最終日。9日は峯田和伸の弾き語りスタイルで銀杏BOYZが登場した。事務所が同じでCDデビューも同じ99年。まさに同期の盟友だが、音楽性はまったく別。客層が分かれるのは当然だと思っていたが、ポリTを着用しながら峯田の一挙手一投足に注目し、ともに唱和するファンがこんなにも多いのかと驚かされた。たった一人でステージに立つ峯田がまったくひとりぼっちに見えないのは、ともに歌うファンの熱量があってこそ。「若者たち」「援助交際」「BABY BABY」などで起こる大合唱を見ていると、これはもしかすると銀杏BOYZのワンマンじゃないのかと思えてくるほどだ。「20年ずっと戦ってきた、全部、全敗。コールドゲーム。しまいにはメンバーも死に……」と自虐的に語ってはいるものの、歌う姿に悲壮感はまったくない。過剰な演出も肩肘張った様子もなく、ただ自分という存在をありのまま伝えようとする姿にひたすら引き込まれる一時間だった。

 対バン相手がこうなのだから、この日のポリのテーマは“個性の強さ”しかないだろう。他に代替の効かない存在であること。他の誰かが思いつかない、思いついてもまずやらないアイディアを提示できるバンドであること。SE兼一曲目の「P!」でハヤシが意気揚々とホイッスルを吹き、ド迫力の生演奏に突入した瞬間、確かにこんなバンド他にいないわと笑いがこみ上げてくる。嬉しさ、楽しさ、気持ちよさ、格好よさ、意表を突かれる痛快さ。その全部が混ざり合った笑いだ。三日間ともに『Replay!』収録曲がメインだが、この日は前半に「ムチとホース」が飛び込んでくる。架空の競馬実況だなんて、こんな変な曲がなんで生まれた? そんなツッコミを入れたいが、音が面白いから暴れるのが先になってしまう。こういう面白さがポリシックスだけの個性だ。タイトルも含めてポリらしさの塊と言える「カジャカジャグー」も、満を持してこの日に登場。連日セットリストが違っているのも心憎い限りだった。

 最終日の特別リプレイ曲は「NEW WAVE JACKET」のカップリング「SPARK」。知られざる名曲かと思えば歓喜にどよめくファンが多数。みんなマニアックだなぁ。カラフルでキッチュ、どこか子供っぽい愛らしさを残した16年前の曲が、最新曲「Tune Up!」とほとんど変わらないテンションで響くのも素晴らしい。そこから「MEGA OVER DRIVE」「URGE ON!!」「SUN ELECTRIC」と突き抜けていくラストの大団円。常に叫んでは飛び跳ねてギターを掻き鳴らすハヤシを見ていると、本当に“元気!”という言葉以外出てこないから困ってしまう。年齢や重ねてきた時間を考えると“ちょっとおかしいんじゃないの?”とすら思えてくる。オトナの余裕もまったりする時間も一切なし。これを三日間、いや、20年間ずっとやってきたのが彼らなのだ。

 アンコールはスペシャル企画。ステージに出てきたのはハヤシと峯田和伸だ。対バンは10年ぶりという二人が、せっかくだからと初の共演を果たしてみせた。曲は銀杏BOYZの「あいどんわなだい」。キラキラしたディスコパンクのような同期サウンドに乗って峯田が叫び、ハヤシがギタリスト兼コーラスで華を添える。この日だけの貴重なシーンに客席は異様な盛り上がりを見せていた。そのあと「これで〈POLYMPIC 〉が終わっちゃうのは寂しいような……」とのMCがあったが、そこから続いたのは〈POLYMPIC 2017〉はまだまだ終わらないという嬉しいニュース。今年の10月14日(トイスの日!)にファイナル公演が行われること、さらには翌週に大阪BIGCATで関西限定イベント〈POLYONSEN 2017〉が行われることも発表された。現在は新作に向けての制作が進んでいることも明かされていたので、20周年イヤーは後半さらに盛り上がっていくのだろう。

 最後はフミとヤノが戻り、いよいよのオーラス「Baby BIAS」と「Buggie Technica」が放出される。初日にも書いたことを再び記しておこう。ノスタルジーも若気の至りもなく、ただ、びっくりするほどフレッシュなエネルギーを放っているポリシックス。なんというか、もう、国宝級だな!

文・石井恵梨子